こんにちは。吉田智哉です。
今回は初めてリーダーになる方へ向けた内容です。
もしくは既にメンバーを持って活動しているんだけれども、なかなか上手くいかない。苦労されている方。
または将来的にリーダーになりたい。そんな方にも役立つような内容になっているのではないかなと思いますので、楽しんでいただけたら幸いです。
リーダー塾第1回 -マインドを学ぶ-
「名選手、名監督にあらず」
ちなみにあなたがリーダーに抜擢されたのは、恐らくプレーヤーとして優秀だったからであって、リーダーとかマネージャーとして優れていたわけだからではないんですよね。
マネージャー・リーダーに求められることというのは、あなたがじゃなくてリーダーがではなくて、メンバー部下が成果を出し続けるような環境を作る。チームを作っていく。それがあなたリーダーに求められているところですので、ここに目線を合わせて今回の内容をお送りしていきたいという風に思っています。
「名選手、名監督にあらず」という言葉があります。
つまりプレーヤーとして優秀で成果や数値を出してきた人でも、マネージャーになった途端、チーム作りがうまくいかないメンバーが離職してしまう、目標を達成しない、そんなことが起きたりしていますから、学ぶ必要があるんです。
プレーヤーとしてでなくて、リーダーとしてですね。
何を学んだ方がいいか。
スキルとマインドです。
うまくいっている人から学ぶ
リーダー・マネージャーとしてのスキル・テクニック・技術とマインド・考え方。ここを併せて学んでいくことによって遠回りしないで済みますね。
もしかしたらこの中には「私のやり方でやっていきたい」と思われる方もいるかもしれませんが、私の経験上我流でやっていこうというのはなかなかうまくいきません。
であれば、うまくいっている人から学ぶ。
失敗事例から学ぶ。
そんなことを通して、あなたのチームが成果を出せるようなお役立ちをしたいなという風に思っております。
私自身もリーダー経験たくさんありますがうまくいかなかったことの連続でした。その中で良かったことをお話ししたいと思います。
リーダー塾マインド編「リーダー・メンバーとは何か?」
メンバーを通じて成果を出し続けることがあなたの仕事である
1つ目は「メンバーを通じて成果を出し続けることがあなたの仕事である」という風にど真ん中で捉えておいてください。
褒めるとか、叱るとか、承認するとかそういった巷には色々なスキルがあります。そして本も出たりとかセミナーもあります。私もセミナーでそういった叱り方とか褒め方とか教えていますけれども、必ず有効なものって別にないんですよね。
これやったら絶対チームがうまくいく叱り方。
そんなのありません。
なぜならメンバーというのは他人だから。
それぞれの価値観・考え方・経験があってそういった他人の集まりをチームとして捉えて、あなたは動かしていかなければいけません。
そういう意味で言うと、その中でも何としても結果を出す・成果を出す。これがあなたに求められている唯一の仕事と言っても過言ではありません。何としても、というのがポイントですね。人によって違うからです。
要は結果を出し続けられるような状態が作られれば、それは正解だったと言えるかもしれませんが、そこに叱るとか褒めるとかというテクニックは後からついてくるものなんですね。
言ったから動いてくれる。そんなに事は単純ではありません。だからこそ大変でそしてやりがいのあるリーダー職ではあるんですが、ど真ん中にまずあなたではなくてメンバーを通じて成果を出す続けることがリーダーの仕事であるという風に捉えておきましょう。
メンバーを変えることはできない
そして2つ目なんですけども、「メンバーを変えることはできない」という風に捉えてください。
私はこう考えていることがありました。私がリーダーになった時ですね。
自分の言った通りにやってくれれば、同じように動いてもらえれば、結果が出るんだから、自分の分身を何人も作れば良いという風に思ってマネジメントをしていた時期があります。
できる人ほどそのように考えがちなんですが、断言しますね。
それは不可能です。
もちろんメンバーはあなたではありません。リーダーと一緒のわけがないんですね。もっと言うとベテランでも成果を出してない人とか新人とかくすぶっている人たちがメンバーになっていくわけです。
そういう意味で言うと何も言わないでできる人たちではないし、言った通りやれる人たちではないんですよね。気持ちはわかります。あなたとリーダーと似ている人を可愛がりたい。なぜなら吸収が早いし、同じように動いてくれるからなんですが、たまにそういう人もいますよね。
いるんですがもちろん全員じゃないし、そういう人がメンバーにいるとも限りません。
そういう意味で言うとあなたと全く異なる価値観・考え方を持った人たちとチームを組んで、その人たちと一緒に成果を出し続ける必要があるんです。
人は自分が納得した時しか動くことはありません。もちろん表面上は分かりました、やりますということはあるかもしれませんよ。ですが心から納得して動いた時の人のパワーってすごいんですね。
ただそれって人からやらされるんじゃなくて、自分が変えようって、やってみようって思った時しかそのことは起きないので、そういったきっかけや気付き。
自分がやってみよう・変わってみよう・チャレンジしてみようという風に思ってくれるようなきっかけや気付きを与えるのがリーダーの仕事です。
あるべき論では人は動きません。正論でも人は動きません。私やったことがあるんですが「このぐらいやるのは給料をもらっているから当たり前でしょう」と言ったことがあるんですが、これ、最低のアプローチです。もちろん給与をもらっているから働くというのは事実だし、当たり前なんですけど、正論であり「あるべき論」ですよね。
そんなことを言われてしまった部下が気持ちよく動いてくれるでしょうか。「そうだな!確かに給料もらっているから、めちゃくちゃモチベーション高く働こう!」という風にはなりませんよね。
マネージャー・リーダーであるあなたは人を動かすプロになりましょう。
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